のりぞーです。
のりぞーの周りでも仮想通貨をやり始めている友人が増えて来ました。
今友人達に人気があるのはビットコインも勿論ですが、リップル、イーサリアムあたり。特にリップルはよく耳にします。「仮想通貨はやらないのか?」と誘われることも多くなりました。
のりぞーは仮想通貨に投資すること自体に否定的ではありませんが、自分はもう何があってもやらないと決めています。
実は一年ほど前まで10ビットコインほど保持していました。しかし、いつ暴落があるのかと気が気でなく、気がつけば携帯をいじっている、仕事も手につかない、家族との時間も大切にできない、といったことが現実として起きたからです。
ここだけの話、新婚旅行中もずっとスマホ見てました笑
今そのまま持っていたら2,000万かぁと思うこともありますが、まぁおそらくその前に売っているでしょうからそれ程儲かってはいないでしょうね。
なので心穏やかに運用するとしたら無くなってもまぁしょうがないと思えるくらいの金額(例えば5万とか?10万とか?)になると思うわけなのですが、そのくらいの金額投資したからって仮に10倍になっても50万。それってそこまでおいしくないなぁと思うわけです。
それはさておき、その仮想通貨を保持している友人の中で、普通に株式や不動産に投資している投資歴があり、その中のポートフォリオの一部として仮想通貨を対象としているというある意味健全?な投資家は数えるばかり。殆どは昨今のニュースに踊らされて仮想通貨のみ数万〜数十万を購入し、年末の大暴落で多くの損失を出してしまっています。
仮想通貨は一瞬で億り人になれるかもしれないという夢があってそれは良いと思うのですが、そんなギャンブルみたいなことしなくても将来30年後に億り人になれる方法がある事はここに訪れるインデックス投資家の方であれば理解されているでしょう。それに、多分仮想通貨などで億り人になった人はそこできっぱり足を洗えるかと言われるとNOな気がします。さらに5億、10億を目指してリスクの高い商品に投資し、最終的に痛い目に遭ってしまうかもしれません。
日本人は投資はやらないのに、ギャンブル好きですよね。大きな金額でリスクを取ることは異常に嫌うし、保険大好き、投資より貯金を好む保守的な人種だからこそ、少額で大きな金額を手に入れられるようなこういう商品に惹かれるのでしょう。
そういう意味では仮想通貨は日本人が好む商品なのだと思います。ただ、こればかり取りだたされて、本来的に重要な長期投資商品であるiDeCoやNISA、つみたてNISAといったものが全く知られていない現状が悲しいですね。
今後国民年金は期待できず、自分で将来の年金づくりをしなくてはならない時代がくるにも関わらず、長期投資に見向きもせず仮想通貨で一攫千金を狙うという姿は異常という以外何物でもない気がしてます。
メディアとしての伝え方もそうですが、学校教育のカリキュラムから変えるような改革が必要かもしれません。このままでは近い将来高齢者破産が続出するような時代が来てしまう可能性すらありますね。
仮想通貨ももちろん良いけど、まずは自分の財務基盤を固める事が先決。その上でゼロになっても自分のリスク許容度に収まる程度の金額だけを実施すべきですね。
のりぞー
コメントを残す