ちゃんと考えないと損する!?投資の出口戦略

のりぞーです。

突然ですが、皆さんは投資を何の為にしていますか?とりあえず貯金するよりは増えるからやっているという人もいるでしょう。なんか老後が不安だからiDeCoやってるという人もいるでしょう。

出口戦略を考えよう!

投資の目的をまず明確化する!

投資には目的が必要です。

1年後の結婚資金を貯めるでもいいですし、車の次の買い替えのためでもいいでしょう。老後の資金でも良いと思います。

入り口や運用のことは皆さん考えていると思うんですけど、出口(売却等)をどうするかまで明確に考えていらっしゃる方はそこまで多くないのではないでしょうか。

まず、目的を明確化すること、その目的のためにいくら必要かを試算すること、達成に必要な期間と金額を計算する。これを実施せずに投資をしている方たくさんおられるのでは?

本当に今の投資金額で目的は達成しますか?実は少ないのでは?もしくは逆に金額を入れすぎていて今使うべきお金を減らしすぎてはいませんか?

投資は未来のためのお金

お金の目的はざっくり2つに分類されます。

「現在のためのお金」と「未来のためのお金」です。

言わずもがな投資は「未来のためのお金」です。これはどちらが多ければ良い、少なければ良いというものではありません。人それぞれのライフスタイルによって変わるものだと思います。

未来のためのお金を重視すれば、将来はいいかもしれませんが、今の生活が非常に苦しく楽しいものでなくなってしまうかもしれません。たまには旅行をしたり、家族で美味しい外食をしたりして人生楽しみたいですよね?

逆に現在のためのお金を使いすぎると将来非常にきつい生活になってしまうかもしれません。

要はバランスが大事であり、充実した生活と充実した将来をある程度両立させるような配分にしたいところです。のりぞーは「現在のためのお金」:「未来のためのお金」=6:4と決めています。

目的のために必要なお金を計算する

よく本で見るじゃないですか?退職後夫婦で普通に生活するために3,000万必要だと。

この根拠って一体なんですか?ローンがないこと前提ですよね?それとおそらく東京に住んでいることをあまり考慮していないですよね?

それ人によるじゃないですか。

例えば、こんなケースではどうでしょう?

  • 東京都在住、家賃15万、夫60歳、妻58歳専業主婦、
  • 5年間は年金なし5年後より年金8万、7年後より10万
  • 生活費20万

この生活を続けた場合、3,000万を5%で運用しつつ、これを切り崩して生活した場合、126ヶ月目に赤字に転じます。7%で運用できたとしても148ヶ月目で赤字です。

3,000万じゃ全然足りないと思いませんか?ちなみにこの夫婦が85歳までそれなりの生活をするためには5%運用で約5,000万が必要になります。

しかもこれただ生活しているだけです。リタイアしたら旅行にも行きたいでしょうし、趣味にもお金を使いたい。それを考えると、5,500万〜6,000万ほど欲しいところです。

とりあえず誰かが言ってるから3,000万を目標にしようとか安易な考えは捨てて、真剣に自分の人生と向き合うことが大事です。

必要なお金のために必要な月額投資額を計算する

仮に老後の資金に5,000万だとしてのりぞーの今の歳から60歳までの20年間でこの金額を貯めるためには5%のリターンで121,645円が必要になります。

こういう計算は楽天証券の「積立かんたんシミュレーション」が便利です。

本当はここに切り崩した際の税金等も考慮する必要があります。

人生のライフプランを考える

住宅を購入した時、保険に入る時などファイナンシャルプランナーにライフプラン作ってもらったことある方もいらっしゃると思います。

一度自分でライフプランを考えてみましょう。その上で「将来のためのお金」をどこで使うのか、そのためにいくら積み立てていくか。

もちろんインデックス投資家としてはそのプランに従って後は機械的に積み立てていくだけです。

 

のりぞー

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