のりぞーです
先日、今年末2019年12月のANAハワイ便をビジネスクラスにて夫婦2席でGETする事が出来ました。この激戦のANAハワイ便獲得までの道のりをかいてみようかなと思います。これをみて特典航空券を獲得する参考にしていただければ。
今日はそんな話。
Contents
ハワイに家族でいきたい!!
・・・と思っている方は多いのではないでしょうか?
のりぞーは2-3年の中期的プチ目標を立てて、それをクリアしたらまた次の目標を立ててということをやっています。5年前に3年間で給料1.3倍にする!!という目標を立てて好景気の背景もあり、成功。
さて、次の目標は?ということで2年後ビジネスクラスに家族でハワイ旅行!という目標を2年前にたてました。
残念ながら結果としては2年後までにビジネスクラスでハワイとはなりませんでしたが、2年後までにビジネスクラスでハワイに行くチケットはゲットできました。
ANA特典航空券でハワイに行くには
必要なマイル数
ANA特典航空券でハワイ往復に必要なマイル数は以下の通りです。
実はビジネス(C)で行く場合はレビュラージーズンでANAは65,000マイル、JALは80,000マイルなので、ANAの方が少ないマイル数で行けます。これは結構驚きですね。例えばJALカードでもANAカードでもマイル還元率は1%ですが、使うマイルがANAの方が少なく行けるという事でいえば、ANA便の方がお得にハワイに行けます。エコノミーは同じ40,000マイルですね。
特典航空券の予約開始日
ANA特典航空券の予約開始は355日前(JALは330日前)の9時〜となっています。例えば、2020年1月1日の特典航空券を予約するには2019年1月11日 9:00〜可能です。
予約はWebもしくは、オペレーターに電話をして申し込みする事になります。
そもそもビジネスクラス特典航空券枠はどの位あるの?
ただし、これは噂ベースなので本当のところはわかりませんが、ハワイ便のビジネスクラスで特典航空券に割り当てられている席数は一般会員向けは2席、ANA上級会員でも+2席の4席しかないという話もあり、ほとんどプラチナチケット状態。これが本当だとすると、1日3便しかANAは飛ばしていないので、一般会員であるのりぞーは1日6席のみ。
日本中のライバル達に勝って6席しかない枠を2席ともおさえて家族でハワイに行くなんて本当に奇跡以外何物でもないのでは?と思ってしまいますね。
(ただし、これはANAのオペレーターの方に聞いてみたのですが、割り当てがどの位あるかはわからないけど、2席と決まっている訳ではないとのことでした)
その他予約の条件
これが結構複雑なんですよね。さっきも書いた通り、予約開始は355日前なのですが、航空券は往復で取らなくてはならず、往路・復路別々に取ることはできません。
したがって、12月1日〜12月5日で旅行の計画を立てている場合、帰りの便の12月5日の355日前である1年前の12月15日でしか航空券の予約ができないんです。
また、行きと帰りは同じクラスでの予約となるため、行きはビジネス帰りはエコノミーなどの組み合わせで特典航空券を予約することは基本的に不可です。
ただし、上位席のマイル数を使って、下位席を予約することは可能ですので、ビジネス往復で予約しようとして、行きは取れたけど、帰りは取れなかったなどがあった場合、空きがあれば、帰りの便はエコノミー席で予約することはできます。
ただし、その場合はビジネス往復分の65,000マイルかかってしまいますので要注意です。
- 往復で予約が必要な為、基本的に復路の予約開始日に合わせて予約する必要あり
- 往復ともに同一クラスでの予約となる(ただし、上位席のマイルを使って下位席の予約は可能)
実際にビジネス往復をゲットする方法
先程予約方法に関しては、Webから申し込むかオペレータに電話をして申し込むかの2パターンあるという話をしましたが、ビジネスでのハワイ便などのプラチナチケットを撮りたい場合は「オペレータ」一択です。
ビジネスなんかじゃなくて、プレミアムエコノミーやエコノミー席でいいよって方は逆にWeb一択です。年末年始やお盆、GWなどのハイシーズンを除いてはエコノミー席であれば十分マイルで取れるだけの席数は確保されているようで、そもそも355日前なんていう前もった予約も必要ありません。
試しにANAのWebサイトを見て特典航空券を検索していただければわかりますが、半年後だろうが余裕で席は空いています。検索のしやすさ、変更のしやすさなどから考えるとWeb予約をお勧めします。
Webで予約した航空券を変更する場合は、Web・オペレーターどちらからも可能ですが、オペレーターで予約した航空券はオペレーターじゃないと変更がきかないので、注意してください。
さて、今回はプラチナチケットであるビジネスクラスのハワイ便の予約に特化してお話しします。結構有名な話ではありますが、このやり方で予約する事で予約の確率がかなり高まると思います。
- 往路(行き)便希望日程の355日前に同一日の往復チケットを予約する
- 復路(帰り)便希望日程の355日前に復路のみ変更する
- 予約開始日の8時45分くらいにANAオペレーターに電話する
- 旅行の日程はフレキシブルに設定
これらを実行すると成功する確率はかなり高まると思います。それでは一つ一つ詳しく見て行きましょう。
1.往路(行き)便希望日程の355日前に同一日の往復チケットを予約する
まずこれが予約の第一ステップです。先ほどのりぞーはこう述べました。
航空券は往復で取らなくてはならず、往路・復路別々に取ることはできません。
したがって、12月1日〜12月5日で旅行の計画を立てている場合、帰りの便の12月5日の355日前である1年前の12月15日でしか航空券の予約ができないんです。
はい、そうなんです。往復で取らなければなりません。しかし、なんども言いますが、ハワイ便ビジネスクラスはプラチナチケット。355日前の朝9:00じゃないとほぼ予約が取れません。上記のように12月5日に予約した場合、12月5日の便は取れる可能性はありますが、12月1日の往路はほぼ取れる確率はゼロに近いです。
したがって、復路の予約可能日まで待っているとビジネスクラスの往復特典航空券なんて夢のまた夢。そこで少し強引ではありますが、以下の方法でまず往路だけを確定します。
同一日で往復チケットを予約する
つまり、上記12月1日〜12月5日であれば、12月1日の往復チケット(12月1日にホノルルに行き、12日1日にホノルルを出発する便)を予約します。こんな旅行の仕方をすることは100%あり得ませんが、この予約をする事によって、まず往路を確定させます。
確かにオペレータの方に12月1日のホノルル行きと12月1日の東京行を予約したいという電話をかけるのはいささか恥ずかしく、抵抗があるかもしれません。しかし恥ずかしがっていては先に進めません。心を決めて電話しましょう。それに大丈夫です。相手も慣れてますから。
復路はどうせ変更するので、確定する必要はありません。キャンセル待ち状態でもなんでも良いです。
復路(帰り)便希望日程の355日前に復路のみ変更する
往路が確定したら、次は復路の変更です。仮に上記の日程であれば、12月5日の355日前である1年前の12月15日の9時にオペレーターに電話をし、復路のみ変更してもらいます。運よく復路の変更ができた場合、これで往復の特典航空券の座席が確定します。
お分りいただけたでしょうか。まずは同一日での往復チケットを予約し、往路を確定させる。その後、復路のみ変更し、往復のチケットをとるという流れです。
予約開始日の8時45分くらいにANAオペレーターに電話する
さて、ここで気をつけなければならないことがあります。まず、ANAのWeb申し込みよりもオペレーターに連絡する方が良いと申し上げました。ということは、まず9時の段階で全ての状況を説明し、オペレーターさんに操作をしてもらう必要があるのです。
大体5分前には少なくとも電話が繋がっていて欲しいところですが、8時55分に電話をしても
「こちらはANAです。現在電話が大変混み合っていて・・・」のアナウンスが流れること必至。こうなったらもう9時まで繋がることはないと覚悟した方がいいでしょう。
のりぞーの経験からすると8時45分には遅くとも電話をしましょう。そうすると大体一発で繋がります。15分前の電話ならオペレーターさんも快く待ってくれます。(多分30分前とかにかけると他のお客様のいらっしゃるので・・・とお断りされてしまうのではないでしょうか。)
じゃぁ、15分間何をするのだ・・・という事ですが、まずは自分の取りたい航空券の事をきちんと伝えましょう。多分これでも時間は相当余ると思いますので、この際聞けなかった色々な質問なんんかをしてみてはいかがでしょうか。
のりぞーは子供の座席の取り方や、マイルで取れる枠数、変更のやり方、キャンセルのやり方などなど質問しまくりました。そうすると大体15分はあっという間です。
最後に重要な事を言います。相手もプロとはいえ、人間です。時折ミスをします。しかもオーダーだけを伝えるのではなく、時間までの間、色々質問しまくっていた場合、余計な情報が色々入っている関係で、ミスの確率は上がります。
必ず時間前に自分のオーダーを再度伝えましょう。のりぞーは一度これを怠った事により、オペレーターさんが誤った操作をしてしまいました。これは向こうが悪いのではなく、完全にこちらが時間ギリギリまで話し過ぎたことが原因だと考えています。
それでも時間が余ってしまった場合は、無言のまま過ごしたりもするのですが、気の利くオペレーターさんならこのまま一旦保留にしてくれたりします。そうすると結構ありがたいですね。
旅行の日程はフレキシブルに設定
何回も言いますが、東京−ホノルルのビジネス特典航空券はプラチナチケットです。ピンポイントで行きたい日程では取れないと考えた方が良いです。12月1日〜12月5日の旅程だけではなく、前後2-3日のズレでも大丈夫なフレキシビリティ性は持ちましょう。
もちろん空港も東京からの場合、羽田のみや成田のみに固定するのではなく、どちらもで良いですとオペレーターさんには伝えましょう。(ちなみに羽田便より成田便の方が取りやすいと思います)
ちなみにのりぞーは往路は4日チャレンジして予約に成功したのはその内1日のみ、復路も実質6日チャレンジして予約に成功したのは2日だけでしたし、往路は羽田便が取れたのに対し、復路は成田便しか取れませんでした。
自分の行きたい日程ではなく、取れた日程で行く。くらいの気持ちでいる方が良いと思います。
のりぞーのビジネス特典航空券までの道のり
そもそも、のりぞーのハワイ渡航の目的は2019年12月8日(日)に開催されるホノルルマラソンに出場したい!!という事でした。
一番理想の日程は12月6日(金)の深夜の羽田便、12月13日(金)のホノルル発羽田便(14日(土)着)。この便だと6日まで会社に行って仕事をしてから行っても間に合うというサラリーマンにとっては非常に都合の良い日程であり、また、翌週1週間休暇を取らなくてはいけないものの、マラソンから1週間後の復帰になるので、疲れも癒えた状態で復帰できるという事も後々のメリットになると考えておりました。
結果はどうだったのかというと・・・12月6日(金)の羽田便と12月12日(木)の成田便でビジネス特典航空券をゲットすることができました。帰りは希望通りというわけには行きませんでしたが、行きはバッチリ希望通りでしたし、大満足です。これに至るまでの道のりを以下にまとめました。
大きかった12日の奇跡のWeb予約
まず、今回大きかったのは、12月12日の夜に、たまたま予約の仕方を妻に説明するために見たANAのWebサイトで奇跡的に羽田便のビジネスに空きがあったこと。まず通常ありえないことなのですが、誰かがキャンセルしたんでしょうね。その瞬間たまたまのりぞー家族が予約サイトを見ていた。まさに神が舞い降りた瞬間でした。
とりあえずもう取っちゃえ!!ってことで即予約します。復路はキャンセル待ち状態でしたが、これは後で変更するのでステータスは関係ありません。第一希望は6日夜だったわけなのですが、最悪2日に行ければ良いやという心の余裕ができたのは大きかったですね。
3日連続で予約できずが続く
さて、そこから毎日予約の変更チャレンジが始まります。第一希望は6日の出発なので、そこに近ければ近いほど良いためです。
しかし、12月13日、14日分はWebで、15日は電話チャレンジするも失敗。5日は復路のみ変更可能でしたが、ホノルルマラソンは8日なので、その前に帰ってくるわけにはいかないので、変更せず。
実は15日は先ほど言ったのですが、色々オペレーターさんに8時59分まで質問しまくっていたため、オペレーターさんのミスを誘発してしまいました。本来は往復両方5日に変更するよう伝えたつもりだったのですが、オペレーターさんが復路のみの変更と勘違いして操作をしてしまったのです。
この時、復路の成田便を予約取れた状態に一旦なったのですが、「いやいや、往路も変更したいんですよ」と伝えたものの後の祭り。そこから検索してもらったのですが、もう予約できず・・・。
希望通りの6日羽田便をGET!
そして16日の朝を迎えます。この日は前日の失敗を踏まえ、5分前にはオペレータさんとの会話も切り上げ、再度変更の要望を復唱し伝えます。オペレーターさんも「このまま保留にしますので、9時過ぎたらまた結果お伝えします」と気を使ってくれました。
そして運命の9時を迎えてオペレーターさんの第一声は・・・
「のりぞー様!12月6日のホノルル行きの羽田便・成田便、両方確保できました!!」
いやぁ、これには興奮しましたね。若干電話の向こうのオペレーターさんも興奮しているご様子。
「ただ残念ながら復路はキャンセル待ちの状態です。往路ですが、どちらの便がよろしいでしょうか。」
「復路なんてどうでも良いです!いやぁ、本当にありがとうございます。」って感じです。結果、家から近い羽田便を予約してもらいました。久々夫婦で抱き合いましたよ笑
電話での予約だと複数の便や路線も同時に予約検索できるみたいなので、そういうのも良いですね。Webだとこうもいきませんから。
復路の予約も電話でGET
一度電話で予約すると、それ以降の変更は電話でしかできなくなります。したがって、復路の変更もまたオペレーターさんに電話をして変更してもらうことになります。
第一希望は12月13日の便(12月23日予約開始)なのですが、その一日前の12日から電話をしました。これで取れたとしても6泊8日の旅程なのでまぁ十分です。
で、結果アッサリ取れました。しかし、これもまた成田便。通常の季節なら良いのですが、冬場でさらに会社帰りにそのままハワイに行く事を考えると、スーツとかコートとかを預けて帰りに受け取れる方が良いので、できれば復路も羽田便にしたい。
という事で翌日もチャレンジします。ただし、羽田への変更のみのチャレンジにしました。(ちなみにこの日だけオペレーターさんは男性の方でした)
が、結果キャンセル待ち状態にはなりましたが、変更できずでした。まぁ、これはこれまで羽田便は取りにくいという傾向がわかっていたので想定通りですね。
妻とも話して、「もうこれで確定でいいか」ということになり、2019年12月6日羽田発・同日ホノルル着、12月12日ホノルル発・13日成田着のビジネス特典航空券をGETする事ができました。
ハワイ便ビジネス特典航空券チャレンジまとめ
長々と書いてまいりましたが、これがビジネスクラスの特典航空券取得までの道のりです。プラチナチケットとはいえ、準備をしておけば決して不可能なチャレンジではありません。ただし、1年前から航空券を取らなければならないし、朝9時前から臨戦態勢を取らなければならないし、それも数日かけなければいけないという事で、かなりの気合いが必要です。そこまで気合いを入れる事ができる方であれば挑戦する価値は十分にあると思います。
最後になりますが、再度おさらいです。
- 往路(行き)便希望日程の355日前に同一日の往復チケットを予約する
- 復路(帰り)便希望日程の355日前に復路のみ変更する
- 予約開始日の8時45分くらいにANAオペレーターに電話する
- 旅行の日程はフレキシブルに設定
また、空港のこだわりがなければ成田便の方が取りやすいように思えました。
長文・乱文最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございました。皆さまのご参考になればと思い記事にしました。
マイルは使ってこそです!!皆さまも素敵なマイレージライフをお送りください!
のりぞー
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