のりぞーです
みなさんはぶっちゃけ金融資産がどのくらいありますか？
のりぞーはちょっとやんごとなき理由で一度金融資産がほぼなくなるということが起きたので笑、そこまで多くありません。投資も去年2016年9月からですしね。身近な金融資産という意味では貯金ですよね。
そもそもあんまり貯金は苦手なタイプみたいで、強制的に引き落としできないところに持って行かないとどうも使ってしまうみたいです。
ちょっと前までみずほ銀行の口座も普通と貯蓄と持っていて、普通から貯蓄に毎月一定額スイングしてたんですけど、貯蓄口座って別にいつでも引き出せるんですよ。なので大きな買い物とかあると結局ここから使ってしまうという。。全く意味ない笑
で、一体普通の日本人はどの位の金融資産があるのかなあと思い、調べてみました
日本人の平均貯蓄額(含有価証券)は1,820万円
日本人は貯金好きですよね。のりぞーも例に漏れずお金がたくさんあったらいいなーと思います（先程言ったようにできるかどうかは別）。
まずは日本人の金融資産の傾向を見ていきましょう。
日本人の平均貯蓄額は・・1,820万円(総務省調べ）だそうです。
え、結構高いっすね汗
これ、以前の記事でも延ましたけど、平均にしちゃうと一部の富裕層が平均値を大幅に引き上げてくれちゃいます。ですので、こういう場合は中央値を用いると実態をより表すといいます。
今回の調査では中央値は1,064万円との事。まぁそれでも多いっすね汗
そしてさらに言うとこれも現実的な数値とは言えません。これはリタイアした60代以降が結構平均を引き上げてしまっています。
勤労者世代のみで集計すると平均値1,299万円、中央値734万円まで下がります。なんかちょっと現実的になってきましたね。
さて今回はこの中央値云々の話ではありません。ここからが稲川淳二の怪談よろしく震え上がる話です。
日本人の金融資産の内訳は？
この1,299万円の内訳を見てみましょう。
出典：総務省
なんと預貯金で59.9%、保険で24.2%。合わせて84.1%ですって！投資に回っている割合はなんと11.5%。
少なっ！！まぁ、保険も投資の一つと見れば投資の一つですけど、逆に24.2%って多すぎじゃないですかね？
農耕民族のDNAがそうさせているのでしょうか。。。
この比率で言うと平均値1,299万円の内、投資に回っているのは149万円でしかありません。逆にほぼ増えない預貯金が778万円。増えないどころかインフレを考えると価値が目減りして行く資産を大量に保持している。これって間違っている気がして仕方がありません。
もう政府は国民の老後の生活を守ってくれない！
日本人の金融リテラシーは全世界中最低レベルと言われています。この結果を見てもそれが明らかですね。
預貯金と保険がまだまだメインの金融資産であり、投資＝ギャンブルというイメージが強いこと、国が年金で生活を守ってくれていたというのが大きな要因でしょう。でももう待った無しです。少子高齢化した日本では年金制度はすでに崩壊寸前です。
ですので、「もう国民年金は期待しないでください。自分自身の老後は自分自身でなんとかしてください！」と言っているということを自覚しなくてはなりません。ただそう言われても正直困る日本人は多いのでしょう。
もちろん自分の生活を脅かすくらいの投資は問題ですが、せめて30%以上、できれば40%は投資に回しても良いのではないでしょうか。
ちなみにアメリカの預貯金割合はたった13%、投資は47.2%です。全然違いますね。
預貯金が悪いとは言いませんが、投資＝悪と考えるのではなく、お金に働いてもらうこと、そのお金が経済を活性化させ日本のGDPに貢献するという事を意識しても良いと思います。
因みに安倍政権はインフレ率2%を目指しています。正直無謀な数字ではありますが、これが実現した場合、今年の100万円は来年は98万円の価値しか無くなるということです。
預貯金は額面は増えもしないし減りもしないですが、その価値はどんどん減っていきます。20年で68.6%、30年で56.3%になってしまいますので、預金だけしていても意味がないのですよ。
生活に必要な最低限（何かあってもなんとか対応できる金額）を手元に残し、後は投資に回しても良いでは？と思います。iDeCoという制度ができましたし、これらを活用しながらできる範囲で良いからやって行くのがいいのではないかと思います。
のりぞー。
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