のりぞーです
たわらノーロードシリーズから日本人に人気の8資産均等型バランスファンドが登場しました。
このシリーズはeMAXISシリーズが有名ですね。
⇒eMAXIS バランス(8資産均等型)
⇒eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
先日book reviewでも紹介した「個人型確定拠出年金iDeCoで選ぶべきこの7本! 50歳でも30歳でも3000万円つくれる35の法則」でもオススメの7本の内1本に入っていました。
本ファンドはどのような商品なのでしょうか
Contents
商品概要
たわらノーロードシリーズはアセットマネジメントOneが提供している低コストインデックスファンド。今回の8資産均等型バランスファンドも例に漏れず、低コストで運用できるファンドになります。ニュースリリースによると
2017年1月に拡充されたiDeCo(個人型確定拠出年金) 制度に加え、2018年1月にスタートする「つみたてNISA」を通じての購入も見据え、ひろく個人投 資家の資産形成のための利便性の高い商品として設定します。
とのことですので、積立NISAを強く意識しての商品だということが解りますね。
今更ですが、8資産均等型バランスファンドとは「国内株式、先進国株式、国内債券、先進国債券、新興国株式、新興国債券、国内REIT、先進国REIT」に12.5%ずつ均等に対応するインデックスファンドで運用するファンド。この配分が自身のポートフォリオに近しい投資家であれば非常に便利なファンドですね。
のりぞーは自身のアセットアロケーションとして国内株式5%、国内債券15%、REITは組み入れないという方針なので、このファンドとは合わないため購入はしていません。
商品詳細
さて、詳細を見ていきましょう。
- 商品名:たわらノーロード バランス(8資産均等型)
- マザーファンドを通じて投資するファンド・オブ・ファンズ形式
- 信託報酬:0.22%
- ノーロード
- 販売先:楽天証券、マネックス証券、SBI証券(SBI証券のみ8月2日より開始)
やはり信託報酬の低さが際立ちますね。因みにライバルのeMAXIS Slimシリーズの8資産均等型も同じ信託報酬です。比較してみましょう。
ライバル商品との比較
eMAXIS Slimシリーズもマザーファンドを通じて投資するファンドです。この2ファンドの投資先はどうなっているのでしょうか。
出典:アセットマネジメントOne、三菱UFJ国債投信 HPより
配当込みであるとか細かい違いはあれほぼ同じですね。信託報酬も0.22%と同一。どちらがいいとかは特にないですね。これは好き好きと言っていいでしょう。しばらく運用状況を見て実質コストやベンチマークとの乖離を見ながら選択すれば良いのではないでしょうか。
ただ、繰り返し言いますが、自分の理想とするアセットアロケーションと比べて購入するかどうかを決定しましょう。単純に「人気があるから」とか「信託報酬が安いバランスファンドだから」で買うのではなく、本当に自分の投資スタイルとあっているかどうかを考えるべきです。
特にこの手のファンドは日本株式が12.5%、日本債券が12.5%、国内REITが12.5%で37.5%も日本に投資します。また、新興国債券も12.5%とかなり高めです。REITも国内・先進国合わせて25%も締めます。おそらく多くの投資家のアロケーションとは合わないのではないでしょうか。
したがって本ファンドを購入したい方は、このファンドだけで運用するのではなく、本ファンドをベースとして自分のアセットアロケーションに合うように他の低コストインデックスファンドを組み合わせて運用するのが良いかと思います。
のりぞー
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