生命保険って必要?生命保険に入る価値を考える

 

のりぞーです

皆さんは生命保険て加入されていますか?

日本人に生命保険というのはかなり身近な存在ですよね。バンバンCMも打ってますし。

特に社会人になると、会社の保険組合から入るように促されたり保険のおばちゃん生保レディの方に勧誘をうけたりして、なんとなく「社会人になったからには」、「結婚したからには」、「子供ができたからには」入らなきゃいけないんじゃないか的なイメージのまま入ってしまっている方が多いように思います。

でもこれ本当に必要なんでしょうか?

クライアントの食堂で衝撃!!

先日仕事で大阪のあるクライアントさんの食堂で昼食をとっていたんですが、そこに保険のおば生保レディの方が相当大人数いらっしゃってて昼食を食べている社員さんに向かって普通に保険の話を始めるんですよ。

「〇〇君、子供生まれたんやって?おめでとう。で、学資保険の話なんやけどな…」とか、

「〇〇君、結婚したんやったら保険入らなあかんよ。今度時間とってよ」とか

極め付けは新人の子に対して「〇〇君、なんか保険入ってーな」

ってもはや友達だかに話しかけているようにズケズケ積極的な営業活動をされていて、正直かなり引きました(笑)

大阪という土地柄はあるのかもしれませんが、このような人たちじゃないと生き残っていけない商売なのかなぁとも思いましたけどね。NOと言えない日本人としてはこんなにこられると正直入っちゃいますね。保険(笑)

貯蓄性生保に意味はない

のりぞーもかつてはすごく高い生命保険に入っていたことがありました。妻(1度目笑)の保険も合わせて多分4万近く払ってたことも(汗)

ただし、今現在はガン保険のみです。

生命保険は掛け捨てもありますが、今でも人気なのは貯蓄性のあるものですよね。でもこれ本当に必要なものなのでしょうか?

のりぞーがつい先日まで入っていた生命保険は外貨建て保険で133ドル/月ずつ満期15年もの、保険金は48,000ドルです。満期時の返戻金は約105%(25,000ドル)で、その後塩漬けにすると3-4%で増えるというイメージです。途中解約すると返戻率は払った保険金に比べて相当低くなります。

こんなイメージです。

従って万が一のことがあれば別ですが、満期以上に払い続けることが重要になってきます。長い道のりですね。それでようやく元本を超えるのがほぼ払込期間終了時だなんて・・・。

この133ドルを年率5%の積立投信等で運用したとした場合どうなるでしょうか?

完全に投資信託の圧勝です。この結果を見て貯金がわりになるからといって生命保険に入るという選択肢になるでしょうか。

いやいやいやいやいや万が一があったらどうするの?と思ったあなた。

実は1,000万の掛け捨ての生命保険って大体1,500円/月くらいなんですよ。

と考えれば、生命保険は掛捨てで支払って残った金額を毎月投資信託で運用した方が最終的なリターンは当然高くなるでしょう。さらに万が一があっても通常の貯蓄性の生命保険よりも家族に残せる金額は多くなります。貯金大好き日本人としては元本保証や貯金の代わりという言葉にコロッといってしまうのもわかりますが、ここは冷静に考えたほうがいいですね。

住宅ローンを払っているのであれば生命保険は必要ない!

さらにいうと住宅ローンを民間金融機関で支払っているのであれば、団体信用生命保険いわゆる団信に入会することが義務つけられていますので、もしものことがあってもその後の住宅ローンを支払う必要がなくなります。つまり残された家族には都心であれば少なくとも数千万の財産が残ることになります

そのまま売却して現金に変えるもよし、そのまま家賃0円の物件に住み続けるもよし。十分生命保険がわりになるでしょう。
(フラット35等を利用している方の場合は団信が任意加入のため、団信に入るか、生命保険に入るかを検討すべきと思います)

のりぞーは今年マンションを購入したため、生命保険を解約しました。

まとめ

保険は万が一の時のためにかけるものであり、それ以上でも以下でもないと思っています。貯蓄のためにするものではないでしょう。自分にとっての万が一とは何かをちゃんと考えて自分にあった保険を選択すべきだと思います。新入社員の時に生保レディの方のオシ負けて入った保険や、新人生保レディが可愛くてついつい入っちゃった生命保険を塩漬けにしてる方は今すぐ見直したほうがいいでしょう。

医療保険も同様と思っています。日本は国民健康保険がかなり充実してますので実はほとんどの人は医療保険もいらないのでは?と考えています。これについてはまたどこかのタイミングで・・・

のりぞー

 

 

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