楽天バンガード新シリーズ!楽天・インデックス・バランス・ファンド登場!!セゾン投信マジでヤバイよこれ。

のりぞーです。

のりぞーは楽天バンガードシリーズの中でも、

  • 楽天・全米株式インデックス・ファンド(通称:楽天VTI)
  • 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(通称:楽天VT)

の2ファンドを積立中であり、そのほか本家のVOO/VWO/VEAを購入していて、自身のポートフォリオの中でもかなりの割合をこのバンガード社でしめております。

さて、そんな楽天バンガードシリーズについにバランスファンドが登場するとのことです。

楽天・インデックス・バランス・ファンドとは

ニュースリリースはこちら

楽天投信投資顧問株式会社(本社:東京都世田谷区、以下「楽天投信」)とバンガード・インベストメン ツ・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、以下「バンガード・ジャパン」)は、バンガード・ジャパンの親会社であ るバンガード・グループ(本社:米国ペンシルバニア州)が運用する ETF や投資信託証券を主たる投資対象とする『楽 天・バンガード・ファンド』シリーズの第四弾となる「楽天・インデックス・バランス・ファンド」3 商品の設定を、新たに発表しま した。当ファンドは、今後、「つみたて NISA」の対象商品とする方針です。

出典:楽天投信投資顧問Webサイト

商品は3種類ということで、株式:債券が50:50のバランス均等型70:30のバランス株式重視型30:70のバランス債券重視型となるようです。また、積立NISAにも対応、バンガード社のETFを使ってのバランスファンドとあって、人気も出そうですね。

出典:楽天投信投資顧問webサイトより

気になる中味はというと・・・

対象連動指数

対象とするインデックスは以下ということです。

対象連動指数
  • 株式:FTSE グローバル・オールキャップ・インデックス
  • 債券:ブルームバーグ・バークレイズ・グローバル総合インデックス

すでにDCで展開されている楽天・インデックス・バランス(DC年金)の株式と債券の比率を変えたものと考えれば良いのかなーと思っています。従って、株式はVT、債券はバンガード・グローバル・ボンド・インデックス・ファンドをそれぞれ購入する形式になるかと。

ただ、バンガード・グローバル・ボンド・インデックス・ファンドのベンチマーク指数は正確には異なるので、正式なアナウンスを待ちましょう。

信託報酬について

信託報酬については以下設定されています。

信託報酬
  • バランス均等型  :0.2546%(程度)
  • バランス株式重視型:0.2446%(程度)
  • バランス債券重視型:0.2646%(程度)

この「程度」というのが微妙ですが、

投資対象とする投資信託証券における報酬を加味した実質的な信託報酬の概算値です。この数値は目安であり、実際の投資信託証券の組入状 況、運用状況等によって変動します。

とのことなので、今後変動する可能性があるということなのでしょう。

昨今の他社が提供している4資産均等とか8資産均等のバランスファンドの信託報酬(少し毛色は違いますが)が0.15%〜0.25%くらいにに引き下げられている現状を考えると、やや高いと言わざるを得ず、この辺りがどう消費者に受け止められるかですね。

ただし、株式と債券を50:50でといった同じようなカテゴリの商品からすると、「世界経済インデックスファンド」が0.54%、「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」が0.68%であることからするとかなりの低コストだと言えるでしょう。

iDeCoで展開した楽天・インデックス・バランス(DC年金)は何故か株式15%、債券85%と正直よくわからないアロケーションだった(恐らく同じくiDeCoで展開しているセゾン投信に気をつかったものと思われます)のが、今回まともに設定されている印象です。

競合とのアセットアロケーション比較

「バンガード」と名前が付いていることもあるので、一番の競合はやはりセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドなのだと思います。

こちらのアセットアロケーションと楽天・インデックス・バランス(均等型)と比較してみました。(のりぞーが自身で調べた数値なので、誤りがあるかもしれませんが、ご容赦下さい)

出典:セゾン投信Webサイト、モーニングスター、バンガードWebサイト 等

これを見てどう思うでしょうか。大多数の方が、「あぁ、もう楽天でいいやん」と思うと思います。ほとんどアロケーションもセゾン・バンガードGBFと変わりません。まさか「欧州の債券比率が15%ない!!やはり18%必要だからセゾンを買う!!」なんて人はいないと思います。

セゾン投信さんこれ大丈夫でしょうか。。。まじでヤバイんじゃ・・・。

しかもセゾン投信側は「債券比率が50%も必要ない方はセゾン資産形成の達人ファンドと組み合わせることで自由にアロケーションを調整できます」なんてことも言ってましたが、すでに最初から70%:30%の株式重視型まで完備。信託報酬は約3分の1。正直セゾン投信を買う必然性が最早なくなって来ている気がしてなりません。

のりぞーもとりあえず迷ったらセゾン投信買っとけ!という記事を書きましたが、

今後は迷ったら楽天・インデックス・バランス買っとけ!になるかもしれません。

バランスファンドの中で唯一無二の存在だったセゾン投信。これに対してどういう戦略を取るのか、やはり自分は自分とスタイルを変えずに貫いて行くのか、興味深いところです。

のりぞー

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