のりぞーです。
日経平均30,000円回復で沸き立つ日本市場ですが、ひふみ投信を持っている人は少し不満に持っているところもあるのではないでしょうか。何を隠そう私もその一人です。
そこで、簡単にではありますが、ひふみ投信と日経平均のパフォーマンスを比べてみました。
今日はそんな話。
Contents
日経平均30,000円回復に沸き立つ日本
2021年2月15日、日経平均は30年ぶりに30,000円を回復しました。これは翌日の日経新聞の1面を飾るほどの大ニュースとなりましたね。
出典:2021年2月16日 日本経済新聞
しかし、ひふみ投信を持っている方からすると、ちょっと不満に思うところもあります。30,000円を回復した2月15日からの3日間のパフォーマンスを比較すると、
- 2月15日:日経平均(+1.91%) vs ひふみ投信(+0.70%)
- 2月16日:日経平均(+1.28%) vs ひふみ投信(-0.17%)
- 2月17日:日経平均(-0.58%) vs ひふみ投信(-0.59%)
こんな結果でした。いずれも日経平均をアンダーパフォームしています。ひふみ投信は日本株中心に投資をしているわけなので、日経平均がこれだけ上がったのなら当然ひふみも・・・と思ってサイトを確認してあれ?っと思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もう少し長い期間で比較してみた
使ったサイトはYahoo!ファイナンスです。ファンドごとの比較表が簡単に作れるので非常に重宝します。
日経平均 vs ひふみ投信(10年)
さて、まずは10年での比較です。
9C31108Aとなっている青色の線がひふみ投信、ピンクが日経平均です。
10年でみると非常にひふみ投信が優秀である事がわかります。この10年でひふみ投信は+400%、日経平均は+200%で、倍のパフォーマンスである事がわかります。
しかし、良くみると3年ほど前から、2つのグラフの幅があまり変わっていないように見えますね。ということで次に3年でみてみましょう。
日経平均 vs ひふみ投信(3年)
直近3年のグラフはこちらになります。
あらら、なんだか変わらなくなってきましたね。むしろ全体としては日経平均の方が良く見えますし、ここ半年は明らかに日経平均のパフォーマンスが上回っている気がします。ってことで次は6ヶ月でみてみましょう。
日経平均 vs ひふみ投信(6ヶ月)
直近6ヶ月のパフォーマンス比較になります。
あぁ、もう差は歴然ですね。日経平均がひふみ投信のパフォーマンスを圧倒しています。
ポートフォリオの見直しが必要か
元々ひふみ投信は日本中小株を中心に成長企業に投資するアクティブファンドでした。しかし資金が集まり過ぎてしまっているために、大型株や海外に投資せざるを得なくなったという話があります。今や海外比率が20%程度まで上がっていますし、まぁ、これは事実なのでしょう。
そしてTOPIXや日経平均といったベンチマーク指数にもここ最近では下回るようになってきてしまいました。ということは、今や「買ってはいけないアクティブファンド」の一つに分類されてしまいます。
実はのりぞーの組入銘柄のポートフォリオの14.3%が何を隠そうひふみ投信(ひふみプラス)です。NISA枠で結構買っているので、この分についてはロールオーバーの期間が終わるまで塩漬けにせざるを得ないのですが、特定口座や毎月の積み立てに関してはどこかで見直すタイミングがあるかもしれません。
そのクライテリアを明確にする必要がありますね。
因みにひふみワールドは絶好調ですね〜。ひふみワールドの設立当初は、これまで日本市場だけを対象としてきたレオス・キャピタルワークスでは難しいのでは?と言われていましたが予想を上回る成績ですね。
因みにこちらも3%ほどですが、ポートフォリオに組み入れてます。(これだけを見るとひふみ信者だな俺・・・w)
のりぞー